水草研究会誌の公開にかかるアンケートの実施について
晩秋の折,会員の皆様もますますご清栄のことと存じます.水草研究会の公開にかかるアンケートのご案内です.
水草研究会誌は,会員の研究成果を発表する媒体として,最新118号まで40年以上にわたり出版を重ねてきました.研究会の予算(会費)の大部分は会誌の編集・発行に費やされており,会誌の受け取りと会誌への投稿が会員の重要な権利として保証されています.
近年,研究論文がインターネット上で無料公開されることが増えてきました.研究結果のweb公開は,水草研究会の目的の一つである「知識の普及」に貢献するとともに,投稿した会員にとっては広く成果を知ってもらうチャンスにもなります.水草研究会誌でも,バックナンバーの在庫切れが増えた1~75号(1980〜2002年)については,ホームページで無料公開しています.一方で,発行されたばかりの号まで無料公開してしまうと,会費の対価として会誌を購読できるという会員の特典が損われてしまいます.
会誌の公開は,直接的には会員の権利と利益,間接的には会員数の増減や予算編成にも関わることであり,メリットとデメリットの調整を図らなくてはなりません.そこで役員会では,会員の皆様のご意見を把握したうえで,役員間での議論を進めたいと考え,今回のアンケートをお送りすることとしました.
会員の皆様への郵送物に掲載したウェブアンケートフォームのURLまたはQRコードからご回答いただくか,同封の回答用紙と返信用封筒を用いてご返信ください.なお、返送費ならびに集計労力の節減のため,できるだけウェブフォームをご利用いただけると幸いです.
回答期限は12月31日です.皆様の権利と水草研究会の将来にかかわる事案ですので,ご協力のほどよろしくお願いいたします.
2025年11月28日
水草研究会事務局

